IC INTERNATIONAL CLASS & COURSE インターナショナルクラス & コース
世界に直結する
圧倒的な国際環境
圧倒的な国際環境で、一般生と国際生がともに支え合いながら、
英語を駆使して世界に貢献できる人材への成長を目指します。
POINT|英語で学びを深める
  • 英語・数学・理科・社会を All English で学ぶ
  • International Teacher が担任としてホームルームや行事に関わる
  • 高校では海外のカリキュラムで学ぶ
  • 一般生も在籍し、国際生と刺激し合い成長する

6年間のロードマップ

中学|インターナショナルクラス
お互いを理解し
高め合う文化
日本で海外の学びを
実践する
ICは「Inclusion & Collaboration」をビジョンに掲げ、違いを受け容れ、互いに高め合うクラスです。一般生と国際生が主要教科以外の授業を同じ教室で受け、学校行事や宿泊研修にも協力して取り組むなど、ともに成長する環境があります。


中学ICの特徴

担任はInternational Teacher、
副担任は日本人教員
英語でホームルームを運営します
入学式の日からホームルームは基本的に英語で運営されます。Academyの生徒は海外での学びを継続することができ、Immersionの生徒は日常会話を通じて生きた英語を学ぶことができます。一条校として日本の価値観や文化も大切にしながらホームルームを行っています。
BUDDY SYSTEM バディシステム
AcademyとImmersionの生徒が2人または3人組のバディとなり、学習目標を1週間ごとに確認し合ったり、日常的な相談などを行うことで信頼関係を築きます。組み合わせはローテーションし、多様な価値観を認め合う環境を実現しています。
オリエンテーション合宿(中1)
ICは入学直後のオリエンテーション合宿で、チームビルディングを重視したプログラムを行います。異なる環境で育ってきた生徒同士が互いに尊重し助け合うことで、クラスの文化を醸成していきます。
Social Link Action(中3)
Social Link Actionは、地域で活動されている方々と連携し、課題解決型のプロジェクトに取り組む宿泊行事です。ICは、広島で平和教育や国際性を活かした活動を、地域の方々と協働しながら行います。


英語力に応じた2つのグループ


英語力に応じた
2つのグループ

国際生
(帰国生や英語入試で入学した生徒)
一般生
(これから本格的に
英語を学び始める生徒)
中学|Academy group(国際生)
英語で考え行動する
世界を視野に
学びを発展させる
日本と海外の学びを高いレベルで融合し、日本の学校文化に触れながら、英語での学びをより充実させます。アクティブな授業を通して、学びの土台となる思考力や、自分で学び進める力を身につけます。
英語・数学・理科・社会は
All Englishの授業を行います
各分野を専門とするInternational Teacherがアメリカ・イギリスのテキストとオリジナルの教材を使用しています。数学のみ日本の教科書を翻訳したものを使用しています。
Academyグループのみ
国語は基礎レベルクラスも設置
入学後に国語力を計るテストが実施され、基礎学習が必要な生徒は基礎レベルクラスで学ぶことができます。実力に合わせて1年ごとにステップアップも可能です。
Academy の探究授業
“Fusion”(中1ー中2)
内側に生まれる“Spark Question”から、それぞれのプロジェクトに取り組んでいくPBL(Project Based Learning)型の授業を行います。挑戦の中で科学的アプローチサイクルを回します。
Academic Seminar(中2ー中3)
選んだテーマをゼミナール形式で学び、探究活動を行います。1年次のサイエンスリテラシーに引き続き英語で実践し、アカデミックスキルを学びます。
Academic Seminar開講講座例 
※2025年度実施
  • Urban Planning and City Life
  • Lyric Lab
  • The Sociology of Soccer
  • Sports Science
  • Memories
【生徒インタビュー】
日本語を忘れるくらい
生きた英語が飛び交うクラス
高校IC 1年(中学Academy) H・Iさん
IC(Academy)に入った印象はどうでしたか、戸惑いはありましたか?
日本の学校の要素も入れつつ、クラスはザ海外のインターっていう雰囲気なので、国際教育を味わえる日本の学校っていうのは本当だと思いました。みんな考え方がすごく多様なので、最初からまったく違和感なく馴染めました。
Academic Seminar ではどんなことを行っていましたか?
人体の仕組みをどうスポーツに使えるのかという、スポーツサイエンスをやっていました。スポーツサイエンスは実験がしにくかったので、実験をしている団体のデータを調べたりして自分の論文を書きました。論文を書くこと自体は大変でしたが、調べる段階で本当に色々なことを学べて、知識が広がって楽しかったです。
Buddy System について教えてください。
ImmersionとAcademyで組んで、毎日英語で対話をするルーティンを行います。Immersionの生徒は必ず英語で話す機会になりますし、Academyの生徒は試験を経験したことのない生徒が多いので、試験までの勉強方法や学校文化を教えてもらったり、一緒に成長できる感じでした。
入学前の英語力の維持、向上はできましたか?
とても向上しました。入学当初は日本語に慣れてしまっていましたが、数か月後にはすべて英語になっていて、日本語を忘れるぐらい英語で話していました。私のクラスでは毎日にぎやかな英語が聞こえてきますが、やっぱり生きた英語が飛び交う環境にいられるのがICの良いところだと思います。アカデミックスキルやライティングスキルも授業で頻繁にやるので、本当に思っている以上に力がつくと思います。
中学|Immersion group(一般生)
英語で学び
困難を乗り越える
世界に貢献する
人材を育てる
Immersionグループでは、本格的な英語学習が未経験でも、「将来、国際社会に貢献したい」という強い想いを持った生徒が飛躍的に成長する国際環境があります。
Immersionグループの3つの柱
1. 英語の世界に飛び込む
限られた知識や経験の中でも、必死に英語で乗り越えるなかで、適応する力、推測する力、GRIT(やりぬく力)が養われます。

2. Academic Skills を身につける
エッセイライティングなどの技法を身につけます。

3. CLILの実践
様々な教科を英語で学ぶ「CLIL」を実践することで、内容と言語がつながり、実践的な英語力を伸ばします。
段階的にAll Englishでの学習へ
このグループでは、英語で考え、英語で他教科を学ぶことが求められます。英語ゼロベースの生徒も段階的に英語での学習割合を増やしながら、中学3年次には主要教科をAll Englishで学習していきます。
サポート体制 ※2025年度実施
  • After School Session(放課後セッション)
  • English Camp(集中英語合宿)
  • オンライン英会話の活用
  • 定期的な個別面談の実施 など
Academic Seminar(中2ー中3)
1年次のサイエンスリテラシーに引き続き、英語でゼミナール形式の授業を行うことで、実践的な英語スキルを向上させ、基礎的なアカデミックスキルを学びます。
開講講座例 ※2025年度実施
  • Language in Society(社会言語学)
  • Cross-cultural Studies(比較文化)
【生徒インタビュー】
中1の夏以降は英語で辛いと思うことはあまりなくなった
高校IC 1年(中学Immersion) T・Mさん
入学時の英語力を教えてください。
まったくゼロです。入学式で「ムーブ」と言われたときに理解できなくて、周りを見ながら、「あ、(体育館に)動けって意味なんだ」という程度でした。
今はどのくらいできるようになりましたか?
主要教科は全部英語で学んでいます*。先生もゆっくり話してくれますし、わからないときは言える環境なので、中3になる前から英語で授業を受けることへの抵抗はなくなっていたと思います。中3の5月に受けたTOEFL ITP®は、540くらいでした。
いつ頃から英語を理解し、言いたいことが伝えられるようになりましたか?
最初の頃は聞こえた単語だけを頼りに動くという感じで、先生の言っていることも半分ほどしかわかっていなかったと思います。でもすごく覚えているのが、中1の夏休み明けに、それまで早くて聞き取れなかったAcademyの人たちの会話が、急にスッと文章で頭に入ってきたことがあったんです。文章にして言えるようになったし「今できた!」と思う瞬間が増えました。中1の夏以降は英語で辛いなと思うこともあまりなかったです。
英語力向上のために何か意識したり習慣づけていたことはありますか?
授業内で自分の考察を書くときに、まずは単語を調べずに、今自分の知っている単語を使って文章にすることを常に意識していました。
Immersionを考えている人に何かメッセージをお願いします。
やっぱり最初は怖いし、衝撃も大きくて大変なことも沢山あります。でも、周りも英語を始めたばかりの環境なので、自分でも着実に成長したと思えることも多いですし、周りの成長にも感化されるのでお互いに刺激し合って成長できる場だと思います。

西オーストラリアと日本の高校卒業資格が取得できるプログラム

高校ではDDPグループに進学し、西オーストラリア(WACEプログラム)と日本の高校卒業資格の取得を目指します。
一定の基準を超えた場合、AP(Advanced Placement)を選ぶことができます。
高校|インターナショナルコース
MITA ×
海外のプログラム
2つのグローバルな教育プログラムから、自分の目標や適性に合わせて、最適なグループを選択できます。


高校ICの特徴

自分の目標や適性に合わせてグループ選択が可能

APグループとDDPグループそれぞれに特性と強みがあり、IC Academyの生徒は中学3年次にどちらかを選択することが可能です。どちらのグループも国内外の大学への進学が可能であり、自分の学習スタイルや身につけたい学習内容、進路などを考慮して選択することが大切です。IC Immersionの生徒はDDPグループへの進学で着実に実力をつけることが可能です。APグループへの進学を希望する際には、一定の基準を超える必要があり、制限が設けられています。
大学レベルの学びに挑戦する
APプログラムがスタート
日本とオーストラリア
2つの高校卒業資格取得を目指す
高校|AP group
大学レベルの学びに
挑戦する
APプログラムがスタート
本校オリジナルの教科カリキュラムに加えて、大学進学後の単位にも採用される高等教育の内容を先取りして取り組みます。

アドバンストプレイスメント(Advanced Placement:AP)

APの授業を履修しAP試験にて成績を修めることで、グローバルに実力を証明することができます。APカリキュラムで学んだ能力と知識で、大学やその先の世界で成功するための十分な準備を整えることができます。AP試験で高得点を取ることで、大学の単位を取得したり、大学の前提条件を満たすことができる場合もあります。
授業例 ※2025年度実施
AP English Literature and Composition  AP Biology  AP Chemistry  AP Psychology  AP Environmental Science  AP Physics I  AP Physics II  AP Precalculus  AP Calculus AB  AP World History
高校|DDP group
日本とオーストラリア
2つの高校卒業資格取得を
目指す
世界的にも評価の高いオーストラリアの教育水準と本校の教育理念が相乗効果を生み、高等教育レベルの分野まで学習することが可能です。

デュアルディプロマプログラム(Dual Diploma Program:DDP)

日本にいながら 
海外の高校卒業資格の取得が可能に
DDPグループは、西オーストラリア州教育省と提携したDDP(デュアルディプロマプログラム)を導入しています。日本の高校に通いながら、西オーストラリア州のカリキュラムに則った授業を履修することで、卒業時に本校の高校卒業資格に加え、西オーストラリア州の高校卒業資格(WACE)を取得できるようになります。各教科を専門とするInternational Teacherが英語で授業を担当するため、留学する必要がなく、本校に通学しながら修得することができます。西オーストラリア州の万全なバックアップ体制のもと、現地のカリキュラムスペシャリストと密に連携をとりながら、定期的な教員研修も実施しています。国内大学進学時に帰国生受験で利用した事例もあります。
日々の学び+試験で評価される
国際的なスコア「ATAR」
ATARは、高校3年時に受験可能なオーストラリア大学進学統一検定試験です。平常評価も反映されるユニークなランキングスコアとなっており、日頃の継続的な学習の成果が直接的に結果につながります。信頼できる国際的なスコアとして認められており、海外大学進学時に必要な英語資格の提出やファウンデーションコースの履修が免除となることも多くあります。
オーストラリア教育の魅力
オーストラリアの教育が育むのは、Successful Learner、Confident and Creative Individual、Active and Informed Citizen。そのために必要な7つの力(リテラシー/数学的能力/ICTスキル/批判的・創造的思考力/個人的・社会的スキル/異文化理解力/倫理的理解力)を汎用的能力として位置づけています。本校の教育と親和性の高いオーストラリアの教育と融合した学びで、グローバル社会で活躍するための力を伸ばします。
表彰実績
  • SCSA Exhibitions and awards 2024 表彰
  • EAL/D Special Subject Award/EAL/D科目優秀賞
【卒業生からのメッセージ】
机上の学びだけでなく
実践が私を変えた
柳井財団 奨学生
Johns Hopkins University M・Lさん(2025年3月卒業)
好きだった科目やDDPで得られたものについて教えてください。
生物の授業での魚や子豚の解剖、ゲノム編集のキットを使うなど、実際に手を動かすような授業が好きでした。元々予定を立てても守れないことが多かったんですけど、やる気があるときもないときも毎日少しずつ、とにかく手をつけることで、忍耐力を身につけられたと思います。修了後にオーストラリアで表彰*してもらったことも貴重な体験になりました。
将来の目標はありますか?
生体工学を学びたいなと思っていて、将来は医療テクノロジーの開発や研究に携われたらいいなと思っています。授業外での活動でITの先生とAI創薬に関わる研究をしていたことがきっかけとなり、これから発展しがいのある分野に惹かれていきました。他にも課外活動で取り組んだボランティアも影響しています。
ボランティアはどのようなことをやっていたのですか?
日本の子どもの貧困や食料不足などの問題に興味があったので有志団体を立ち上げて、フードバンクへの食品寄贈や啓発活動の一環としてワークショップを行っていました。WHO(世界保健機関)のサマープログラムに参加しメンタルヘルス教育に関する提言を行ったり、日本に住む外国人のために、病院やクリニックのウェブサイトの翻訳活動などをしていました。
三田はどんな学校ですか?
オープンな環境が整っていると思います。DDPを取り入れたり、APに挑戦しようとしたり、常に変化している。そういった変化も含め、成長に前向きな姿勢を示している学校だと思います。
ATARランキングが上位0.5%以内、ATAR試験の1つの科目で最高得点ということでオーストラリアに招待され表彰された。


高校2年生 海外研修(オーストラリア)


高校2年生 海外研修
(オーストラリア)

高校ではコースごとに高校生活の集大成となる研修が設定されています。


カリキュラム

各クラス&コースのカリキュラムをご覧いただけます。


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