社会とつながる、自由な学び。ー『Liberal Arts Showcase』を開催ー

2026/02/17
学び

2月7日(土)、高校インターナショナルサイエンスコース(ISC)による探究成果発表会「Liberal Arts Showcase」を開催しました。

新校舎「ゼロワン」全館が発表の舞台に

今回のショーケースの舞台となったのは、新しく建設されたばかりの「ゼロワン(Zero to One)」。1階から3階までの各フロア、そして音楽室をフルに活用し、校舎全体が豊かな学びに包まれる一日となりました。

「Liberal Arts」— 自由になるための諸技術を学ぶ

本校では、クラスごとに特色ある6年間のサイエンスプログラムを実践しています。ISCの生徒たちは、中学での探究基礎を経て、高校1・2年次に「Liberal Arts」というPBL(Project Based Learning:問題解決型学習)形式の授業に取り組んでいます。

Liberal Arts(リベラルアーツ)とは 古代ギリシア・ローマを起源とし、「自由になるための諸技術」とも訳されます。幅広い知識と深い専門性を備え、個人としての力を存分に発揮するための学びの姿勢です。

多種多様な「問い」と表現のカタチ

当日は保護者の皆様や専門家の方々をご招待し、1年間の集大成を披露。新校舎の広々とした空間を活かし、非常にバラエティ豊かな発表形態が実践されました。

  • 1F〜3Fフロア: ポスター展示やワークショップ、哲学対話。
  • 音楽室: 音響設備を活かしたパフォーマンス。

【探究テーマの例】

  • 環境に配慮した「新しいプラスチック」の開発
  • 学習障がいを持つ子も楽しく学べる教材開発
  • 「盲導犬との共生社会」を広める啓発活動
  • 自重トレーニングを効率化する筋トレアプリの開発
  • 保護されるべき知的財産権ってなんだろう

これまで以上にユニークな視点、かつ鋭い切り口の取り組みが目立ち、生徒たちがそれぞれのテーマを深く掘り下げてきた様子が伺えました。

探究の経験が、自らの進路を切り拓く

自分の興味を深め、実際に社会と接点を持ちながら活動するプロセスは、生徒にとって自分自身の進路や将来の目標と真剣に向き合う貴重な機会となります。

活動を始める前に描いていた方向性が、実践を通じて変化していくことも珍しくありません。しかし、その「葛藤」や「軌道修正」こそが学びの本質です。中等教育の段階でこうした試行錯誤を経験することは、納得感のある進路選択において非常に重要な糧となります。

新しい校舎「ゼロワン」から、それぞれの「1」を創り出した生徒たち。今回の経験を糧に、彼らがどのような未来を描いていくのか、今後のさらなる成長が楽しみです。