対話を通して関係性を見直す-冬季教員研修

2026/01/07
学び

1月6日(火)・7日(水)の2日間にわたり、冬季教員研修を実施しました。本校では年に3回、全教職員が参加する研修を行い、学校のビジョンを再確認するとともに、変化の激しい時代に求められる教育について、お互いに考えを深め、共有します。

研修の冒頭では、大橋清貫学園長より、本校の教育方針の核心や、目指すべき生徒像について話がありました。18歳時点での学力競争を最優先するのではなく、10年後に社会で生き抜く力を育てること、表層的な知識にとどまらない物事の本質や核心に迫る学びの重要性が語られました。

「数十年後にシンギュラリティが起きたとしても、生徒には一次情報の発信者であってほしい」という学園長の言葉は、AIを便利なツールとして活用する今だからこそ、教員一人ひとりが自らの覚悟と責任として改めて意識することが重要です。

そのあとは、3つのクラス・コースごとに分かれ、「自分たちはどのような生徒を育てたい集団なのか」について、改めて言語化する対話の時間が設けられました。それぞれのクラス・コースの在り方に立ち返り、生徒に身につけてほしい思考や態度、生徒との関わり方について意見を交わし、活発な話し合いが行われました。

今回の研修の目的は「心理的成功を意識する(個人)」「対話を通して関係性を見直す(他者)」「物語をつながりで見る(社会)」という3つの視点を身につけること。

これらを意識しながら、「発想の自由人の”自由”とは何か」をテーマに、哲学的な思考と対話を通して理解を深める時間も設けられました。円になって行う対話では、互いの意見を否定することなく、自然に発言しやすい雰囲気が生まれ、日頃の教育活動だけでは得がたい貴重な時間となりました。

そのほか、理想の授業設計と評価についての話し合い、選択式ワークショップ、学年や教科別の会議なども行い、新学期からの教育活動に向け、具体的な改善点や計画を練り直す良い教員研修となりました。

先の時代を見据えて社会に貢献できる生徒を育てるため、教員自身も学び続ける姿勢を大切にしながら、今後もより良い教育活動に取り組むべく、日々研鑽を重ねてまいります。