行事
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中学3年生は、9月10日(土)~13日(火)の4日間、Global Peace Studyに出かけています。これは修学旅行として位置づけられるプログラムで、広島、京都を訪ねます。広島では、留学生とともにグローバルな視点で平和についてセッションしたり、古都・京都では、あらためて日本の平和と文化について実体験的に学ぶ機会となっています。
現地から写真とレポートが届きましたので、どうぞご覧ください。
広島駅で今回の留学生リーダーと合流して、グループごとのフィールドワークがスタート。
象徴的な原爆ドームから平和記念公園を中心に留学生リーダーとコミュニケーションを取りながら今日の午後を過ごします。戦争が残した物をみることで、それぞれに「今の自分」を考えるきっかけになることでしょう。
最後の1枚は、オープンしたての「オリヅルタワー」です。原爆ドームを眼下に、穏やかな一時を過ごせるばしょです。これもひとつの平和の形かもしれません。
Global Peace Studyの2日目は宮島でのフィールドワークです。
「ひろしま世界遺産航路」の高速船で原爆ドームなどを見ながら、元安川を下り宮島へ。宮島でのミッションは「日本らしさを象徴する」ものを撮影することです。留学生リーダーと観光を楽しみながら「unique」なものを探しました。途中、お昼を食べたりお土産を買ったりして留学生リーダーとの距離もグッと縮まりました。
午後はホテルに戻ってのアクティビティ。
異なった背景を持つ留学生リーダーと、様々な視点からのアクティビティを通して考えを深め、これからの自分のアクションプランにつなげていきました。
2日間のたくさんのアクティビティの中で、生徒たちは相手の目を見て寄り添い、懸命に理解し考える姿を見せてくれました。留学生リーダーから手渡された修了証を持つ誇らしげな表情は、Global Peace Studyの目的が達せられたと思えるものでした。
Global Peace Study 3日目は広島から京都に移動して、京都の自主研修です。
グループごとに事前に調べた見学地に向かいました。心配された空模様も持ちこたえ、それぞれに古都京都を楽しむことができたようです。
夕食のメニューは「すき焼き」。ひとつ鍋をつつく幸せを感じたひとときでした。
4日目は嵐山で半日を過ごしました。
「結の箸枕」体験をしたり、嵐山散策を楽しんだりして、帰路につきました。
内容の濃い4日間でしたが、生徒たちは柔軟な思考力と感性で、一つ一つを自分のものにしていきました。
このGlobal Peace Studyを通して、生徒それぞれの可能性が広がったと言えるのではないでしょうか。