授業
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8月30日(火)、教職員全員参加の夏期教員研修を実施しました。 今年度は春に続いて、2回目の開催です。
今回の研修のメインテーマは、2020年から始まる新学習指導要領を念頭に置いた、「カリキュラムマネジメント」です。カリキュラムマネジメントには、「教科横断(クロスカリキュラム)」「PDCAサイクルの確立」「人的・物的資源の効果的な組み合わせ」という3つの側面があります。これは教員が個別に対応していくのではなく、リーダーが中心となり学校が一体となって取り組むことが前提として示されています。
本校では、2013年度から全教職員参加の教員研修を実施しており、「Share the Soul」を合言葉に、学校が目指すビジョンを共有し、学校改革に取り組んできました。
学園長講話では、新学習指導要領に関する最新情報をもとに、本校がこれから目指していく方向性があらためて示され、教育に対するニーズにどう対応していくべきか、現在抱えている課題は何か、全体で共有し、再確認することから研修はスタートしました。
恒例となっている大学入試問題のペーパーテストにつづいて、「クロスカリキュラム」の例として、「進化とは何か」をトリガークエスチョンにした理科と社会科の教科横断模擬授業を実施。「進化」についての捉え方は2つの教科で異なります。この違いを踏まえたうえで、前述のトリガークエスチョンについて議論していきます。
もうひとつの側面「人的・物的資源の効果的な組み合わせ」の一環として、ICTの活用に関わる研修を実施。iTunes Uを用いた授業の組み立て方、学年HPでのファイルや情報共有の活発な運用などについて、ICT活用委員会からレクチャーを行い、学年ごとに円滑な運用がなされるようディスカッションを交えて作業を行いました。
2学期は学園最大のイベントMITA International Festivalも控えています。新学期のスタートに向けて、あらためて気持ちの引き締まる研修となりました。