東京証券取引所を訪問ー中2基礎ゼミ

授業

7月13日(水)、中2本科クラスで実施している基礎ゼミナール『経営実践講座』の生徒が、フィールドワークの一環として東京証券取引所を訪問しました。生徒たちが訪ねたのは、同所内にある情報提供スペース「東証Arrows」。投資家への市場情報の提供や、上場企業への情報開示をサポートする場で、東京証券取引所のマーケット部門が売買監理業務を行っているマーケットセンターの様子を見学することができます。

 

施設見学の前に、東証スタッフの方から株式会社の基本的な仕組みについて、レクチャーしていただきました。講義の途中に投げかけられる質問にも積極的に答えが上がり、日ごろから身近な経済ニュースへ関心を向けていることもうかがえました。

 

見学に入ると、やはり生徒の注目を集めたのはマーケットセンターの電光掲示板「チッカー」でした。 テレビなどでよく見かけるセンター上部にある円形のチッカーには、取引された銘柄名とその株価が次々と表示され、くるくると回っています。

 

そして、株式投資の体験もさせていただきました。はじめに渡された1000万円の資金を元に、仮想の証券市場で配信されるニュースや会社情報を判断材料にして、株式の売買を体験しました。

 

『経営実践講座』では、生徒自身が起業をし、学園祭のマーケティングや出店などを行います。「株式会社」が自分をとりまく日常に密接に関わっているということを感じながら、これからのゼミ活動での具体的なテーマ決定や、実践に今日の体験を活かしてほしいと思います。