入試
入試
7月2日(土)に行われたオープンスクールには、たくさんの方にご参加いただきありがとうございました。
理科生物の体験授業では、細菌類や菌類を培養する際に必要な無菌操作を体験しました。カルチャーラボ内のクリーンベンチを利用して、培地作りの基本を学びました。
参加した生徒の皆さんには、ブナシメジ、ヨーグルト、豚ひき肉それぞれを移植したシャーレを持ち帰ってもらい、その経過を観察してもらいました。
それぞれから単離に成功した微生物の菌叢(コロニー)の画像をご紹介します。自分のシャーレと比べてみて、無菌操作は成功していたか、菌はきちんと培養できたのか確認してみてください。
もし、「自分のものと様子が違うな」と思ったら、なぜそのような結果になったのか考えてみましょう。
オープンスクールは9月24日(土)、10月15日(土)にも開催します。理科の実験授業も実施予定ですので、ぜひご参加ください。
培地に乗せた部分から、白色の菌糸体が伸びていく様子が観察されます。
成長速度が小さいため、非常にゆっくり伸びていきます。
他の雑菌が入り込んでしまうと、競争に負けてしまうことがあります。
白い菌糸体だけが生えていれば、大成功です。
ディスポスティック(ループと呼んでいたもの)をなぞった跡に、白い菌叢が生えている様子が観察されます。
後の方に行けば行くほど菌体量が少なくなり、最後は点々になっていれば大成功です。
これらは、使用したヨーグルトに含まれる乳酸菌です。
こちらも、ループをなぞった跡に様々な菌のコロニーが生えている様子が観察されます。
特定の微生物が出てくるわけではなく、実に様々なものが出現すると予測されます。
全体的にべったりとしたものは、殆どが細菌の仲間だと思われます。
成長の遅いものは、酵母である可能性もあります。