中2 Global Village【最終日】

行事

5月13日(金)、Global Village 最終日。

2日目に半日がかりで準備をしたグループプレゼンテーションの発表です。

最後の総仕上げにリハーサルを行い、まずはクラスごとに実施。

リーダーたちでクラス代表となるグループを選出します。審査結果は、最終プレゼンが行われる全体会場に移るまで生徒たちには告げられず、どきどきしながらその時を待ちます。

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そして、代表プレゼンの時間です。

ファシリテーターから審査結果が発表され、選ばれたグループからは歓声が上がり、クラスメイトからは賞賛の拍手が送られました。

選ばれたグループは、一人ひとりが自分の夢や目標を表明し、そしてみんなと共につくり上げたい世界がどんな世界なのか、そのために何が必要か、写真や動画を盛り込んだKeynoteを使うだけでなく、身体表現もまじえながら、自分たちがイメージする未来の世界を舞台上に描き出しました。

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生徒たちの英語の学習歴はさまざまです。

母国語のように操れる生徒もいれば、中学以降本格的に学習を始めた生徒もいます。

得意、不得意も、もちろんあります。

その中で一人ひとりがそれぞれの目標を掲げてこのGlobal Villageに臨みました。

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初日は緊張した表情で、相手の話す英語をなんとか聞き取るだけで精一杯だったり、言葉が出てこずにじっとだまったままになってしまったりしていた生徒も、2日目、3日目と、時間が経つにつれ、積極的に話をするようになっていました。

分かりたい、分かってもらいたい、自分の思いを表現したい、かたちにしたい、いいプレゼンを作りたい…そんな湧き出す気持ちが自らの殻を破り、壁を越えていく姿が、あちらこちらで見かけることができました。

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そして、さまざまな国の人と一堂に会し、その人のバックボーンを知り、違った価値観に触れること、「その人自身」の思いやこころざしを知ることは、英語が得意な生徒にとっても大きな財産になったことと思います。また、クラスメイトが英語が聞き取れずに困っているときのサポートも思いやりのある態度で、「みんなで一緒につくり上げよう」という気持ちをつないでくれました。

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最初にファシリテーターから告げられた3つのこと。Don't be shy. Speak English. Mistakes are O.K.

英語を話そうということはもちろんですが、それ以上に、恥ずかしがらず、間違いを恐れず、という気持ちを持ち続けた3日間は、生徒一人ひとりが、一人の人間としての自信と他者への尊敬を持って、コミュニケーションしていく勇気を獲得する機会になりました。

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1年前のオリエンテーション合宿のときと比べると、体はひと回り大きくなり、顔つきも頼もしくなっただけでなく、自分の意見を表明しようとする意志、他者に対する思いやりのある態度からも、成長が感じられるGlobal Villageでした。

これからの学校生活も、変わらぬBig Smile!!でいろいろなことにチャレンジしていってください。

みんなの活躍を楽しみにしています!