行事
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5月11日(水)、中2は宿泊語学研修「Global Village」に出発しました。 Global Villageは、世界各国の留学生との言語を使った協同体験です。さまざまな国から留学生を招き、英語でグループセッションやプレゼンテーションなどを行います。ただ英語の語学研修を行うだけでなく、世界に触れ、日本を振り返り、世界と自分、未来と自分のつながりや、自分たちの未来を考える、未知との出会いがたくさんつまった3日間です。
研修場所は、山梨県の河口湖。宿泊先の正面玄関からは、美しい富士山が望めます。到着後、開校式を終えたら、3日間をともに過ごす留学生達と対面です。留学生はこの活動の「リーダー」です。リーダーのほとんどが、英語を母国語としない国の出身で、ネパール、フランス、ケニア、スリランカ、ナイジェリアなどおよそ30カ国から参加しています。
そして、3日間のアクティビティの進行役を務めるファシリテーターから、3つの大切な心構えが伝えられました。
(1)Don't be shy.
(2)Speak English.
(3)Mistakes are O.K.
この3つを胸に、積極的にアクティビティにチャレンジしてください!
また、Villageでの食事もすべてリーダー達と一緒です。
拙いながらも頑張って話しかける様子も見受けられました。
昼食を終え、本格的にプログラムに取り組み始める前にアイスブレーキングとして、スキンシップをまじえたゲームで、緊張をほぐします。
1日目のグループ分けは、本科クラスとインターナショナルクラスの混成です。
ゲーム中は笑顔があふれ、リーダーはもちろん、普段関わることの少ない他クラスの仲間とも、少し距離が縮まったようです。
グループセッションの最初のテーマは、「Wonderland Japan<不思議の国・日本>」。まずは、リーダー達のことを知ることから始まります。リーダーが日本に来て不思議だと思った日本のことについてプレゼンします。「果物の値段がとても高い!(ex.四角いスイカ)」「マスクをしている姿が珍しい」「中学生が一人で長距離通学する」など、もの、人、習慣、文化とさまざまな視点から印象に残ったカルチャーショックを披露し
ます。これを受けて生徒は、ふだん当たり前と思っていたけれど、改めて気づいた日本の特徴についてまとめました。
次のテーマは、「Explore the World<世界探検>」。リーダーが母国の文化や生活を紹介します。国旗や、民族衣装、食べ物のことなど、リーダー達の個性あふれるプレゼンが繰り広げられます。
続いて「My Story 」は、生徒の番です。リーダーに自分のことを英語で伝えます。事前に自分の個性を伝えられるトピックを英語で伝えられるよう準備してきました。リーダーからの質問にも、四苦八苦しながら、英語の得意な仲間の力も借りて、応答していました。
そしてこのパートの最後は、「Interview activity」。
「世界の中学生事情」をテーマに、生徒からリーダーにインタビューします。「どんな科目がある?」「入学式はいつ?」「校内では靴を履き替える?」「放課後は何をしてる?」など質問し、日本と各国の共通点や相違点いついてディスカッションしました。
1日目、最後のプログラムはリーダーから離れてのクラス活動です。
2日目のGlobal Talent Showで披露するクラス目標のプレゼンテーションについて、演出内容を話し合い、必要な動画の撮影やKeynoteの作成など、クラスそれぞれの準備を行いました。