Share the Soul―冬期教員研修会

授業

新学期スタートに先駆けて1月7日(水)、今年度3回目となる教員研修会を実施しました。
いよいよ春から「三田国際学園」として始動する本校。
来年度の新たなスタートに向けた最終準備と位置づけて、これまでの積み重ねの確認・共有のみならず、さらなる飛躍を目指したプログラムに取り組みました。

 

教員研修の要ともいえるのが、「ミッションの共有」です。
学園長の冒頭プレゼンテーションは「Share the Soul」をテーマに行われ、本校が目指す教育、学校のあり方のスタート地点であり本質ともいえる、「Soul=校風・文化・哲学・・・etc」について、あらためて問いかけ、確認することから研修が始まりました。

 

続いて行われたのは、研修時恒例のペーパーテストです。今回は教科ごとに名古屋大学など国公立大学の2次試験の問題を取り上げました。


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今回の研修の一貫したテーマもまた「Share」です。
教員一人ひとりの持っている知識、技術、アイデア、経験を共有していくことで、より一層、教育の質の向上が図れると考えています。
午後の部ではまず、ICTを先行して授業に取り入れている教員で組織された「ICT活用委員会」が中心となって、学内向けホームページ作成・運用のレクチャーを行いました。

 

生徒を対象に行ったICT活用に関するアンケート結果によると、教員の手応えに比べて、まだまだ活用の実感や満足度が高まっていないことが分かりました。こうした結果を踏まえて、これまで一部でのみ運用されていたホームページを、すべての教科、学年ごとに作成・運用することを決めました。

 

すべての教員がICTを使った授業・クラス運営に携わり、生徒への迅速な情報伝達や、資料の提供を可能にすることで、授業や自宅学習の効率を上げたり、クラス活動の様子を共有するなど生徒と教員のインタラクティブなコミュニケーションが生まれる機会創出につなげます。

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本校の教育の特色のひとつである「相互通行型授業」。この授業の実践に欠かせないのが知的好奇心の引き金となる「トリガークエスチョン」です。生徒の創造性を引き出す良質な問いかけをどう作ったらよいのか、グループディスカッションを行いました。

 

ディスカッションの際に用いたのが、「Gap Minder」と呼ばれる世界情勢や経済指標などの膨大な統計データをビジュアルに参照できるオンラインツールです。さまざまな統計結果をもとにその相関関係などを読み解き、授業展開を考えて、トリガークエスチョンを作り出します。

 

限られた時間の中でデータの興味深い相関関係を見出し、トリガークエスチョンを設定するのはなかなかの難題です。どのグループも頭を悩ませながら夢中になってディスカッションを繰り広げました。

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最後に行われたのは教科ごとの模擬授業です。担当者が教員役となり、相互通行型授業のロールプレイを実施しました。
授業後には、ICTの活用、良質なトリガークエスチョンといった今回の研修内容にフォーカスしながら、効果的な授業展開について活発に意見交換がされました。

 

一日限りの研修ではありましたが、お互いの持てるものを「Share」すること、さらにその先の一歩と、歩みを進めることのできた有意義な時間となりました。
この時間を、在校生や春から共に学ぶ新入生の、わくわく感の詰まった学校生活の実現へと還元できるよう、これからも日々研鑽を積んでまいります。

 

春から始まる「三田国際学園」の教育に、ぜひご期待ください!