三田国際学園に生まれ変わります

重要

4月19日土曜日、15時から本年度第1回の保護者会が行われ、「平成27年度より共学化し、校名を三田国際学園中学校・高等学校」とすることが保護者に発表されました。

全体会では、まず加地理事長より去る3月24日の理事会・評議委員会で決定されたことが発表されました。その後、杉岡校長よりその経緯と共に「平成27年度学園運営」が発表されました(下記報告参照)。最後に大橋学園長より「今後の学園教育の方向性」と題してこれからグローバル社会で活躍する人材の輩出が時代の要請にこたえる実学を重んじてきた本校の社会的使命であることがしめされ、保護者の皆様に理解と協力を求めました。会場からは大きな拍手が沸き起こり会は終了しました。

【ご報告】校名変更・共学化について

戸板中学校・戸板女子高等学校(学校法人戸板学園)は平成27年度4月1日より『三田国際学園中学校・高等学校』と校名を変更し、共学校として第1期生をお迎えすることとなりました。

本校は112年間建学以来、「時代に即した実学」を学び、自立した社会人としての女性を育てる事を教育理念に、女子教育において大きな成果を発揮して参りました。戸板関子が建学をした時代は、「女性の自立」が求められている時代であり、本学は裁縫学校という形で建学し、時代の要請に大きく貢献をして参りました。しかし現代においては、グローバル社会の多様性の中で羽ばたき、ジェンダーフリーの社会の中で活躍できる人材を育てるということが、建学の精神に鑑みて最も意に適うところであると考えるに至りました。男女共同参画社会の到来以降、共学化に関する議論は何度かされて来ておりましたが、この度、時代の要請に応え、これからの100年も学園が継続して社会に貢献していくために、共学校としての道を進むことを決しました。

また、校名につきましては、本校のルーツとなる「三田高等女学校」建立の地である「三田四国町」(現在の港区芝)にちなみ、「三田」に発祥した本学が「国際」=グローバル社会で活躍する人材を育てるという想いを込めて「三田国際学園」と変更することになりました。

本決定は、平成26年3月24日の理事会・評議員会におきまして、決議・承認致しました。