門出の日ー第10回卒業式

行事

3月1日(土)、多くの保護者の方の参列をいただき、第10回卒業式が執り行われました。ここに中学入学五期生が本日新たな門出を迎えました。

 

大橋清貫学園長は式辞の中で、考える姿勢と感謝の気持ちを持ち続けてほしいということを強く伝えられました。様々なテクノロジーの劇的な進化が私たちの暮らしや社会を大きく変えていく今後、必要なのはそれを恐れず考え続ける強靭で柔軟な思考であり、それこそ本校の6年間の学びで培われたはずだと力強く述べ、今後それぞれの道へ進む卒業生に自信を与え、背中を後押しされました。

 

 

在校生代表は送辞で、勉学や部活動、学校行事に打ち込み困難を乗り越えてきた卒業生に敬意を表し、自分たちが跡を継ぐことに不安を抱きつつもその背中を追い続けてきたと述べ、今後も努力を続けていく決意表明をしました。

 

 

卒業生代表は答辞で、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた年も含め、自分たちを植物に例えつつ、本校での6年間を1年ずつ振り返りました。植物が花を咲かせるために太陽の光や水、土の恵みが必要なように、多くの人に支えられてここまでくることができたという感謝の気持ちも涙ながらに伝えました。

 

 

「いつ花を咲かせるかよりも、どんな花を咲かせるかが大切だと思っている」という卒業生の言葉通り、困難に直面しても怯まず、いつかそれぞれの美しい花を咲かせることを、教職員一同願っています。

 

これまでに培った経験、得た学び、考える力を最大限に生かし、これからも社会に貢献していく卒業生の姿を楽しみにしています。ご卒業、おめでとうございます。