行事
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10月26日(土)・10月27日(日)の2日間にわたり、MITA International Festival 2024(以下MIF)を開催いたしました。時折雨も見られましたが、寒暖差の激しい日々が続く中、両日とも暖かな気候の中開催することができました。2日間を通してご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今年のMIFのテーマは「Magic」。ご来場いただいた皆様に、まるで魔法にかかったような一日を過ごしていただきたい、という意味が込められています。生徒全員が沢山の努力と情熱で学園祭を創り上げ、準備期間から全力で取り組んでまいりました。
本校では、学びのサイクルを身につけ習慣化し、自律した学習者となることが今後の変化する時代において必要だと考えています。そうした日頃の学びの成果を披露する場として、MIFの大きな見どころとなっているものが、プレゼンテーションです。
中学1年生は自己理解をテーマに全員が発表を行い、視聴覚室では中学1年生と高校1年生の選出された代表によるプレゼンテーションや英語でのレシテーション・スピーチ、高校MSTC(メディカルサイエンステクノロジーコース)の研究発表なども行われました。発表後の質疑応答は、生徒達に新しい発見と次の学びへのヒントを与えてくれる良い機会となります。
その他にも、各教室に展示された基礎ゼミナールや基礎研究のポスターの前で、自分の研究について来場者の方に説明する生徒の姿があり、全学年の生徒が日頃の学びの成果を披露しました。
また、例年同様、お越しいただいた方々に心から楽しんでいただけるような様々な催しが行われました。学年企画では、高校が飲食の販売や様々な工夫を凝らしたアクティビティ、中学がエデュテイメントをテーマに、MSTC(メディカルサイエンステクノロジークラス)による実験企画などの、楽しみながら学ぶ企画を行いました。
装飾から企画の設定など細部までこだわりが見え、来場者の方々もとても楽しみながら体験していただけているようでした。
中学3年生は毎年恒例の身体表現をホールで行い、学園祭のテーマである「Magic」に関連したクラスごとに決めたテーマを、踊りや演技などの様々な表現方法で披露しました。
学年企画のみならず、志を持つ生徒がクラスや学年を越えて集まった、有志団体による企画も例年同様数多くありました。特に、昨年三田国際のオリジナルAIを作成した団体は、MIF初となる電子チケットによる入場システムを導入するべく1年前から試行錯誤を繰り返し、今回、大きなトラブルなく無事実施することができました。
また、実際に留学に参加した生徒による留学についての詳しい説明や規格外商品の販売、自分に向けてのポジティブなメッセージを入れたブレスレット作りを行うワークショップなど、様々な企画が賑わいを見せていました。自分たちの言葉で丁寧に説明をしている生徒と、生徒の等身大の言葉に親身になって耳を傾けてくださっている来場者の方々の姿があり、企画に対する熱意や思いが伝わっているようでした。
このように、生徒自身が興味関心に基づいて物事を深く掘り下げ、試行錯誤を繰り返し行動に移していくということが、授業以外の様々な形でも日頃から行われており、そうした生徒のやりたい気持ちを後押しする文化が本校にはあります。
ステージではポップダンス部や新体操部、吹奏楽部、演劇部などが日頃の成果を披露し、圧巻のパフォーマンスに会場全体が拍手で包まれていました。部活動体験も多くの方々にご参加いただきました。活気にあふれた時間の中で、本校の部活動の雰囲気を感じていただけたのではないでしょうか。
今年度も、ご来場いただいた皆様に最初から最後まで快適に過ごしていただけるよう、学校全体がおもてなしの気持ちを持ち来場者の方々をお迎えしました。例年行うキャンパスツアーも多くの方にご利用いただき、盛況のうちに終えることができました。会場案内や当日の誘導、映像配信なども生徒が主体となって行い、今年度のMIFを生徒が一体となって支えていました。
誘導や運営、お客様のご案内において、ご不便をおかけした点も多々あったとは思いますが、会場に足を運んでくださった皆様、また今回のMIFを開催するにあたりご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。今後も成長した生徒たちの姿、またそんな彼らが作り上げるMIFに、ご期待ください。