行事
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6月21日(水)に中学、6月22日(木)に高校のSports Festivalを実施しました。
本校では、授業のみならず学校生活におけるあらゆる教育活動において「12のコンピテンシー」を育むことを目標にしています。体育祭では主に「共創」「リーダーシップ」「コミュニケーション」「責任感」「率先」「問題解決能力」などのコンピテンシーを、練習期間も含め仲間と刺激し合いながら育んでいます。チームの力を最大限出し切れるよう、仲間と重ねてきた練習の成果を存分に発揮する姿が今年も見られました。
昼休みに幾度となく練習を行った、大縄跳び「波乗りジョニー」は、選抜されたメンバーではなくクラス全員で参加します。少し跳ぶことが苦手なクラスメイトに背中を押すことで跳ぶタイミングを伝え、誰かが失敗をしてもお互いに励まし合い声を掛け合っている姿が見られ、どのクラスも今まで以上に団結力を高めているようでした。
今年は、障害物競走や借り人競争などの新種目も加わり、それぞれの生徒が自分の得意分野で力を発揮し、勝利に貢献していました。
本校での他の行事同様、撮影や配信、運営などを、今年も生徒会や体育委員、有志の映像班などが中心となって行いました。
中学のときは高校生も、高校のときは中学生も協力しながら、会場アナウンスやスクリーンに映し出す映像撮影、円滑な運営のための誘導や審判などを行いました。
高校の見どころは、各団による応援パフォーマンスです。昨年までは新型コロナウイルスの影響で行われていなかったエール交換が行われ、各団の団長率いる大きな声援が会場内に響き渡っていました。
また高校でも、チャンバラ合戦や大玉送りなど、今年からの新種目が行われました。初めての競技で慣れない部分もあったかとは思いますが、競技に参加する生徒だけでなく審判や招集係の生徒なども、それぞれが全力で役割を全うしていました。
今年は新型コロナウイルスによる人数制限がなかったため、多くの保護者の方々にご来場いただきました。昼休みに行われた教職員による大玉転がしにもご協力いただき、会場一体で盛り上がりを見せました。特に高校3年生は三田国際での最後の行事ということもあり、保護者の方々の応援にも熱がこもっているようでした。
三田国際の学びで育んできたコンピテンシーを発揮する先輩の背中を見た後輩たちが、今後もより良いSports Festivalを作り上げていってくれることを期待しています。