他者への発表を通して自己に向き合う Presentation Day

キャリア

2022年11月12日(土)、中学生全員が参加する「Presentation Day」が開催されました。

 


本校では、日常的な授業や行事などで常に発表する機会が設けられています。
学んだことや自分の気づきを他者に伝えることで、客観的な視点を通して自らの発表を捉え直し、ブラッシュアップさせたり新たな研究に繋げていくというサイクルを回しています。小学校までは人前で話すことが苦手だった生徒も、6年間の多くの発表の機会の中で克服し成長していきます。

 

「Presentation Day」は、キャリア教育の一貫として行なわれる中学生全員が参加するプレゼンテーションに特化した行事です。中学2年生と3年生がプレゼンターとなり、中学1年生は先輩たちのプレゼンテーションから学びます。

今年度のプレゼンテーションのテーマは、中学2年生が「社会と自己のつながり”Being”」、中学3年生は「自分らしい社会への貢献”Doing”と自己変容」です。

中学2年生は、プレゼンテーションの準備の過程で現在の自分と社会との関係を捉えなおし、漠然としていた思いや夢を言語化していきます。そもそも社会ってなんだろうと問いを立てる生徒や、夢に向けて行動目標を立てる生徒など、新たな問いや目標を自ら考えて発表を行いました。

中学3年生の多くは、中学2年生の時に発表したことを振り返りながら、9月に行なわれた「Social Link Action」でのコミュニティの方々との出会いや、そこで得た経験をもとに、自分がどのように社会に貢献していきたいかについて発表を行いました。新たにボランティア活動を始めた生徒、留学することを決めた生徒、起業を決意した生徒など、新たなアクションについての発表が多く、高校進学後の活躍が楽しみです。

メインホールでは、各学年から日本語と英語のプレゼンターがそれぞれ選ばれて、発表を行いました。
沢山の観客を目の前に、始まるまでは緊張した面持ちでしたが、いざ始まると堂々と発表している姿に頼もしさを感じました。

 今年度からは、保護者の方にもフィードバックにご参加いただき、1人1人にコメントや寸評をいただきました。
一線で活躍される皆様からの鋭いご指摘に、生徒たちも大きな刺激を受けたと思います。今後の学習や活動に活かしていって欲しいと思います。

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