Bloom-MITA International Festival 2022

行事

10月29日(土)・10月30日(日)の2日間にわたり、MITA International Festival 2022を開催いたしました。肌寒い日々が続く中、両日とも晴天に恵まれました。2日間を通してご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

8年目を迎えた今年のMIFのテーマは「Bloom」。一人一人が自分たちのしてきたことを最大限に発揮し、それぞれの華を咲かせてほしい、という思いが込められています。生徒が主体となり、例年にも増して華やかで賑わいのある学園祭を開催することができました。

 

 MIFは「Academic」「Entertainment」「Hospitality」という3つのキーワードを指針としています。「深く考え、伝える」という本校の学びを実践する「Academic」。新たな企画への挑戦やより良い表現の追求をし、誰もが楽しめるよう心をくばり工夫を凝らす「Entertainment」。キャンパスツアーや受付対応、挨拶など、来場者の皆様に心地良く過ごしていただくための「Hospitality」。生徒たちは準備からMIF当日まで、これらのキーワードを意識しながら進めていきました。

 

1つ目の「Academic」。本校では学びのサイクルを身につけ習慣化できるようになることが、今後の変化する時代において必要だと考えています。そうした日頃の学びの成果を披露する場としてMIFの見どころとなっているものの一つが、プレゼンテーションです。

 

中学1年は自己理解をテーマに全員が教室で発表を行い、視聴覚室では中学生と高校生の選出された代表によるプレゼンテーションや英語でのスピーチ、MSTCの研究発表も行われました。中学1年は、今年の春から本格的に英語を学び始めた生徒による英語でのプレゼンテーションもありました。来場者の方々に質問を投げかけるなど、初めてのMIFでの英語の代表プレゼンテーションとは思えないほど、堂々と発表する姿がありました。

メインホールでは、「TED X」というショーアップされたプレゼンテーション企画において、平和について問いかけるような英語での朗読劇や、将来の夢やこれまでの葛藤についてのプレゼンテーションが行われました。

2つ目の「Entertainment」。今年は映像発表をする団体数や有志団体の数が最大であり、コロナ禍ではありますが、少しでもご来場いただいた方々に楽しんでいただけるよう、3年振りに飲食や部活動体験を再開したMIFとなりました。

昨年から始まった中学2年のエデュテイメント企画も引き続き行われ、ドミノを使って思考することの面白さを体験できる企画や、世界のコインに触れながらその国の文化や歴史について学ぶワークショップなどが開催されました。有志団体でも、ジッパー付きの保存袋を用いたコースター作りや「SNS」について学ぶ企画、本校の授業を体験しながら社会問題について考える企画などが開催され、楽しみながら学ぶことができるものが多かったと、ご来場者の方からもご好評をいただきました。

 

メインホールで行われた中学3年による身体表現では、コロナ禍で暗い昨今を少しでも明るくできるようにという思いを込めて、身体と音楽を使って発表を行いました。会場全体が盛り上がるステージを披露し、パフォーマンス後は会場が拍手で包まれました。

 

ステージではポップダンス部や吹奏楽部、演劇部などが日頃の成果を披露しました。表情や全身の動きから生徒自身も楽しんでいることが伝わってくるようパフォーマンスを、ご来場の皆様も楽しんでいただけたのではないでしょうか。

3年振りの部活動体験では、どの部活動も賑わいを見せました。ボールの投げ方やラケットの振り方など、経験者と未経験者どちらにも楽しんでいただけるように親身に教えている生徒の様子や来場者の方の楽しんでいる様子が伺え、活気に満ちた良い時間となりました。

3つ目の「Hospitality」。ご来場いただいた皆様が最初から最後まで快適に過ごしていただけるよう、学校全体が一体となり来場者の方々をお迎えしました。例年行う生徒が校内を案内するキャンパスツアーも、多くの方にご利用いただき盛況のうちに終えることができました。キャンパスツアー以外にも、英語や日本語で来場者の方に話しかける生徒の様子もいたるところで見られました。また、会場案内や当日の誘導、映像配信なども、生徒が主体となって行われました。

昨年に引き続き今年も完全キャッシュレス決済を取り入れたことで、来場者の方々にも手軽かつスムーズにご利用いただけたのではないかと思います。誘導や運営、お客様のご案内において、ご不便をおかけした点も多々あったとは思いますが、会場に足を運んでくださった皆様、また今回のMIFを開催するにあたりご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。今後も成長した生徒たちの姿、またそんな彼らが作り上げるMIFにご期待ください。