3年ぶりの通常開催-2022年度 Sports Festival

行事

6月13日(月)に中学、6月21日(火)に高校のSports Festivalを実施しました。中学は学年ごとのクラス対抗、高校は学年を超えた3学年縦割りの団対抗で競いました。

 

本校では、授業のみならず学校生活におけるあらゆる教育活動において「12のコンピテンシー」を育むことを目標としています。体育祭では、主に「共創」「リーダーシップ」「コミュニケーション」「責任感」「率先」「問題解決能力」という6つのコンピテンシーを掲げて、全生徒が全力で取り組みました。

 

Sports Festivalは、新型コロナウイルス感染症の拡大により、ここ2年は競技数を減らした短縮での開催でした。今年度は3年振りに通常の競技数で実施することができたので、中学・高校どの学年も、通常のSports Festivalを初めて経験することができました。

中学

昼休みに幾度となく練習を行っていた、大縄跳び「波乗りジョニー」。選抜メンバーではなくクラス全員で参加するため、クラスごとの団結力が試される競技でしたが、各クラスが掛け声や飛び方に工夫を凝らしていました。

 

本校で行う行事では、生徒が撮影や配信などの運営を行います。今回のSports Festivalも、会場アナウンスやYoutube Live配信など、生徒が主体となって運営を行っていました。

 

感染症対策のため、リレーを走るときを除きマスクの着用を義務付けていましたが、マスクをしていてもわかるほど、生徒の表情には笑顔が溢れていました。

 

高校

高校も白熱した戦いが繰り広げられました。高校の見どころは、各団による応援パフォーマンスです。それぞれ団の色の衣装を身につけ披露したパフォーマンスからは、優勝への意欲と熱意が伝わってきました。

また、今年度の新しい取り組みとして、昼休みにはハーフタイムショーが行われました。生徒による弾き語りやダンス、教員バンドによるライブパフォーマンスがあり、会場は大いに盛り上がっていました。

白熱した戦いの中でも、始めから終わりまで、お互いが助け合う様子や別の団を応援する様子、共に称え合う姿が見られ、高校生が今まで本校で育んできたコンピテンシーが感じられました。

特に高校3年生は三田国際での最後の行事ということもあり、より一層Sports Festivalにかける熱い思いが伝わってきました。そんな先輩の背中を見た後輩たちが、今後も伝統を引き継いでいってくれることを期待しています。

 

仲間と協力して一つのものを創り上げた経験を、大切な思い出として胸にしまうだけでなく、今後のそれぞれの未来へと活かしていってくれることを願っています。