その他
その他
4月1日(金)と4月5日(火)の2日間にわたり、新入職の教職員も迎えて、春期教員研修を実施しました。本校で1年に3回実施されるこの教員研修は、学校のビジョンを再確認し、今後の変化する時代に必要な教育について考え共有します。新入職の教職員と共に、気持ちを新たに今回も全教職員が参加して研修を行いました。新年度のスタートにあたり、冒頭に大橋清貫学園長より本校の進むべきミッションを改めて共有しました。
続いて原田校長より、大切なことは教職員が活き活きと働くことであり、それを実現することでより良い教育活動を行うことができるとのお話がありました。そうして大きく成長した生徒が社会で活躍していくと改めて伝えられたことで、教職員にとって気持ちを引きしめる良い新年度の始まりとなったのではないでしょうか。
また、2日間にわたり様々な手法で自分の授業を客観的に見つめ直し、今後の教育活動に活かしていくためのグループワークが行われました。他者との関わり方から考え方、時間の使い方など、自分の大切にしているものについて考え他者と共有を行う中で、自分自身が大切にしていることの共通点に改めて気付いている様子などが見られ、それぞれが自分と向き合う良い時間となりました。
TPチャート(ティーチング・ポートフォリオ・チャート)を用いたグループワークでは、自身の理念や実際に行った授業内容などを書き出すことで、行ってきた教育活動を客観的に振り返りました。授業方法の提案をする際に、使ったキーワードについて別の教員に質問されることで、話した教員本人もそのポイントに立ち返り認識を深めていました。
「自分が学生の頃、もっとこういう授業があったら良いと思っていた」というようなことを述べる姿や、異なる教科の教員同士が教科横断型授業の実現に向けて積極的に話し合っている姿が見受けられ、それぞれが課題を見つけ、実践に向けた一歩を踏み出しているようでした。学園長や校長の話を受け、それぞれが原点に立ち返り、2022年度の新しい教育活動に向けた活気あふれる良い研修となりました。
まもなく、新中学1年生を迎えます。生徒たち一人ひとりが実りある豊かな学校生活を送れるよう、これからもより良い教育づくりのために、日々研鑽を重ねていきます。