自分でつくるキャリア ー中1コーチングプログラム

行事

5月下旬から6月初旬にかけ、キャリア学習の一環として、中学1年生のコーチングプログラムを実施しました。例年オリエンテーション合宿で行われている内容ですが、今年は学内にて複数回に分けて開催しました。

これからのキャリア

はじめに「キャリア」の意味について、あらためて考える機会がありました。キャリアコンサルタントの資格も持つ中学教頭による講話では、ボストン大学名誉教授ダグラス・ホール氏による「Protean Career」が紹介されました。キャリアは組織ではなく、個人によって形づくられるという考え方です。

 

目まぐるしい変化の時代、キャリアは職業や就職に留まりません。自分自身を理解し、他者や社会との関わり方、生き方を考え、行動を積み重ねていくものです。自分自身の「キャリア」をマネジメントし、切り開く力。これからの社会を生きる生徒たちに、身につけてほしい力です。

コーチング

キャリアを考えるうえで欠かせないのが、自己理解です。その助けとなるよう、本校ではコーチングを毎年行っています。コーチングは相手の話を傾聴し、質問を投げかけながら対話をすることで、潜在的な思いを引き出していく技術です。

今までの経験を語る話し手に、聞き手は「その時どう感じたの?」「どうしてそう考えているの?」と問いを投げかけます。真摯に受け止めてくれる相手がいるから、話し手も応えようと真剣に考え、表現しようと努めます。普段のあどけなさとは、また違った表情が垣間見えます。

プレゼンテーション

コーチングで得た気付きをもとに、最後は自己理解の成果と今後のありたい姿について、クラスメイトの前で発表しました。自分についてのプレゼンテーションは、初めての経験だったことでしょう。しかし「仲間が自分を受け入れてくれた」という経験は、大きな自信と勇気を与えていたようです。堂々とプレゼンをする一人ひとりの言葉や表情から、その成長ぶりがうかがえました。

「キャリア」に唯一の正解はなく、自分のキャリアは自分にしか築けないものです。ここを出発点に様々な経験を重ねながら、自分だけのキャリアをつくりあげていってほしいと思います。中学1年生の活躍が、ますます楽しみになった数日間でした。

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