授業
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3月16日(土)、中学本科クラス2・3年生対象のプログラムである基礎ゼミナールの研究発表会をサブホールで開催しました。研究テーマは、それぞれが身近な疑問や関心のあったことを基に選定し「虫は酔うとどうなるのか」「ミジンコに体色変化はあるのか」「数学と音楽~音楽に潜む対称性~」「広告宣伝に効果的なのはどこの方言なのか」「センサーを使ったロボットプログラミング」 など、学問分野も多岐に渡ります。発表は研究グループごとにポスターを作成する「ポスターセッション」形式で行われました。最初は発表者も聴き手も少し遠慮がちにしていましたが、次第に会場は活気にあふれ、時間が足りないと感じられるほど白熱していきました。
2年生は、1年間の成果を中間発表しました。テーマ設定の経緯や今年度の取り組みから学んだことのほか、発見の喜びなどを報告し「来年度は新たな切り口から検証したい、実験を工夫してもっと深く調べたい」と今後の展望を語りました。また、同じ会場で行われていた3年生の研究結果に触れ、大いに刺激を受けていました。
3年生は、2年間の研究をまとめた紀要の抜粋を発表しました。これまでの集大成を自分の言葉で堂々とプレゼンテーションし、質問にもしっかり応え、成長した姿をみせてくれました。続く高校では、中学で培った創造力や探求する力を活かし「メディカルサイエンステクノロジーコースで、研究内容を深めていきたい」「より専門的に学ぶため、海外留学をするという目標ができた」といった希望や将来のビジョンを語っていました。
3月14日(木)、中学基礎ゼミナール「経営実践講座」の2・3年生が「株式会社Polaris」の株主総会を開催し、MITA International Festival (学園祭/MIF)での「パンケーキボール」販売の事業報告ならびに会計報告を行いました。
今回の株主総会では、7月の株主総会で昨年度よりも多くの出資を集められたことや、10月に行われたMIFでの営業利益が黒字となったことが発表されました。3年生の代表からは支援への謝辞が述べられ「原価計算をもっと綿密にすること、広告宣伝方法を考えて閑散とする時間をなくすこと、行列の解消と回転率アップが課題です」と来年度の主軸となる2年生にタスキを繋ぎました。