【PTA活動】大橋清貫学園長講演会を開催

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12月8日(土)、三田国際学園学園長・大橋清貫による講演会をPTA主催で開催いたしました。「三田国際学園が進める21世紀型教育~AI時代における学校教育の役割~」と題して、現代の時代認識とその時代に必要とされる教育、本校でその教育がどう実践されているかについて保護者の皆様にお話いたしました。

 

まずはじめに、ボーダーレス化、グローバル化する現代が「成功モデルのない時代」であるということを端緒に、解なき問いへ挑戦していくための力として数学やコミュニケーションの力が鍵となること、また、その力を身につけるためにアクティブラーニングやPBLといった学習法が有用であることなどを説明しました。

 

それでは、そういった教育を実現する環境を本校ではどうつくっているのか。これについては、時代認識や必要な教育のビジョンを共有しスキルを磨く場としての教員研修や、先端の学びを行えるサイエンスラボの様子などを動画を交えながら紹介。さらには、その学びの目的・目標を生徒に明確に伝え、評価に反映するためのルーブリックのあり方、今年度から本格的に運用が始まったeポートフォリオについても言及し、現在進行形の本校の教育をお伝えしました。

 

講演後の保護者アンケートでは「『教育には無限の可能性がある』という言葉に感銘を受けた」「あらためて本校の教育理念に共感した」といった感想を寄せていただき、6年間の学びがどう蓄積され、可視化されて大学入試に活かされ、そのさきの将来へとつながっていくか、そのビジョンを保護者の皆様と共有できる機会となりました。

 

講演会の後はPTA役員の皆様と教員らが集って先日行われたMITA International Festival(MIF)の慰労会も実施いたしました。今年のMIFも、PTAの皆様のアイデアや行動力によって支えられ、大成功のうちに無事終えることができました。学園長はじめ教員らと歓談しながら楽しいひとときとなりました。