RISEーMITA International Festival 2018 【Day 1】

行事

MITA International Festival 2018の2日間の様子をレポートします!

当日お運びいただいた皆様も、残念ながらご来場いただけなかった皆様もどうぞお楽しみ下さい。

また、これまでの準備の様子はMIF2018特設サイトにてレポートしております。こちらもあわせてご覧ください。

9:50 MIF 2018 開幕!

10月27日(土)、三田国際学園の一大イベント、MITA International Festival(以下MIF)が開幕しました。

前夜からの雨も無事に通り過ぎ、気持ちの良い快晴の朝、開場前からたくさんの来場者が集まり、少し早めての開場となりました。MIF実行委員長からもあいさつが述べられ、続々と入場門をお客様が通り抜けていきます。

たくさんのプログラム、どうぞ楽しんでいってください!

10:00 一緒に体を動かそう ーバスケットボール・バレーボール体験

運動系、文科系、それぞれのクラブでは、体験企画を実施しています。バスケットボール部では、ドリブルやシュートのトライアル。バレーボール部では、ボールを使った練習メニューを一緒に行いました。経験者もはじめての人も、みんな楽しそうに体を動かしていました。

10:10 お店の営業もスタート

開場とともに、各店舗も営業を開始しました。今年は高校2年生が3つのカフェを営むほか、基礎ゼミナール・経営実践講座が校内で起業したお店、PTAによる軽食販売などが軒を連ねます。オープンするやいなや行列ができて生徒や来場者は早速お祭り気分を満喫していました。

10:30 フェスティバルの盛り上げ役 -吹奏楽部発表

MIFは、「Academic・Entertainment・Hospitality」という3つのキーワードでかたちづくられています。これらのキーワードは互いに関連しあいながら、MIFを創り上げる指針となる私たちのSoulにあたるものでもあります。毎年、音楽でMIFを盛り上げてくれる吹奏楽部の演奏は「Entertainment」の代表格のひとつ。カラフルなネクタイを身につけて、みんなのよく知っている選曲で楽しませてくれました。

 

10:45 今年のテーマは、RISE!

さて、今年のMIFのメインテーマは「RISE」です。次なるステージへ前進しようと掲げた前回2017年のテーマは「NEXT」でしたが、その思いを受け継いだテーマとなっています。「上昇」を意味するこの言葉に込められているのは、前進するだけでなく、自分自身、仲間、学園全体を「高めていきたい」という思いです。来場者の皆様にもこの思いを感じていただけるよう実行委員会や生徒会はじめ、学園が一丸となって一生懸命準備をしてきました。

11:00 学校説明会や個別相談も実施中

MIFには多くの受験生やそのご家族の皆様にもご来場いただいております。受験生を対象とした学校説明会を開催するほか、入試相談ルームも設けておりますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。

11:20 ホールに響き渡る役者たちの熱い歌声 ー中3身体表現

中学3年生は学年企画として有志グループを結成し、ミュージカルを上演しました。1学期から準備を始め、衣装やメイクにもこだわり抜いた作品です。役者陣の演技も練習が積み重ねられ、ソロパートの歌も圧巻の出来。ホールいっぱいに響く歌声や、迫力あるダンスで観客を魅了しました。

11:30 最高のHospitalityでおもてなし

もうひとつのMIFキーワード「Hospitality」。訪れたお客様に楽しんで過ごしてもらい、気持ちよくお帰りいただけるよう、受付やキャンパスツアー、校内美化の係など、表に裏に、生徒たちが活躍しています。キャンパスツアーでは、ブルーのフラッグとiPadを持ち、来場者を校内見学にご案内。一方的に説明をするのではなく、「どうしてこの学校を選んだんですか」といった質問にも臨機応変に答えて、コミュニケーションを取りながらツアーを行っていました。

11:40 フルスイング&全力投球! -野球体験

前日の雨でグラウンドのコンディションが整わず、残念ながらサッカー、テニスの体験は中止となってしまいましたが、野球部はなんとか実施することができました。プラスチック製の安全なボールを使ったバッティングや、スピードガンチャレンジを行いました。見事なフルスイングやキレのある投球に部員たちも思わず「おお!」と声を漏らしていました。

12:00 代表の名にふさわしいパフォーマンス ー高校代表プレゼン

最後に紹介するMIFキーワードは、もっとも重要といえる「Academic」です。プレゼンテーションや研究報告など、日ごろの学習の成果発表だけにとどまらず、「深く考え、伝える」という三田国際学園の学びをさまざまなかたちで表現していきます。そして、この時間に行われたのは高校生の代表プレゼンテーションです。『将来ビジョン』と『研究活動報告』それぞれの代表が発表を行いました。

 

MIF参加の最高学年である高2SSCの生徒が行った研究発表のテーマは「完全な予測と究極観測者」。これは試験官や顕微鏡などを使った私たちが通常イメージする実験とは少し趣が違います。「『運命』って本当にあるのか」という誰しも一度は考えたことのある問い。これを「明日私は赤い靴をはく」という想像しやすい予測を例に、完全な予測は成立しうるのかどうかという観点から論理的に検証していきます。ロジカルでありながらも少し不思議なストーリーに、聴衆もどんどん引き込まれ、最後の結論が告げられると、会場からは大きな拍手が上がりました。

12:40 中学3年間の経験を糧に ー高1演劇

高1の学年企画は演劇。4つのチームに分かれ、すべてオリジナル脚本による演目です。高1A組によるアイドルを夢見る男子とその仲間の成長物語『アイドルになりたい!!』を皮切りに今日は3本が上演されました。中学の3年間、MIFでは「巨大平面」「空間デザイン」「身体表現」と、その表現の幅を広げてきた高校1年生。その集大成としての演劇への取り組みは決して平坦な道ではありませんでしたが、役者、裏方一丸となっての晴れ舞台は、三者三様で楽しめるものでした。

 

B組『平成最後のシンデレラ』では、プリンセスストーリーの代名詞『シンデレラ』の設定を、現代のブラック企業に置き換え風刺をきかせたドタバタ劇を展開し会場を笑いの渦に。3本目、インターナショナルコースのαチーム『仮面』では、恋に苦悩する主人公が自分と向き合っていく過程を仮面を小道具として効果的に使い表現し、観客を魅きつけました。もうひとつのインターコースβチームは明日上演です。

 

12:50 バドミントン・ラグビー体験

クラブ活動体験は、入れ替わり立ち替わり各所で開催されています。ラグビー部ではラグビーボールを抱えて、ディフェンス突破に挑戦。小回りをきかせながら全力疾走する小学生相手に高校生部員も大苦戦でした。一方、今年はじめて体験に参加したバドミントン部。部員が「上手、上手」「頑張って!」と声をかけながらネット越しに羽を投げ入れると、参加者は小気味よくその羽を打ち返していました。

 

13:00 英語レシテーション・スピーチコンテスト

こちらも代表者ステージのひとつで、これまでにクラス予選、ファイナルと行って選ばれた中学、高校それぞれの代表が舞台に立ちました。プレゼンテーションとは異なり、発表を時に手助けしてくれるスライドはありません。センターに立ち、自分の体一つで表現しきります。選ばれた精鋭とあって、緊張はしていてもその発表はみな堂に入ったもので、満席の会場で観客を圧倒する迫力がありました。

13:20 雅な音色に癒されます -筝曲部発表

伝統文化部のひとつ筝曲部の発表も行われ、「さくら」では、少ない部員ながらも弾き語りで歌いながら懸命に演奏していました。わいわいがやがやとにぎやかに繰り広げられているMIFですが、ここでは一音一音奏でられる琴の音色がホール内にじんわりと沁み渡り、訪れた人たちに清涼感と癒しをもたらしてくれました。

14:00 お腹も心も満たされて ーPTA販売も盛況

お天気も良く、例年以上の来場者が訪れた初日。PTA主催の各店もとてもにぎわいました。とくに父親有志の会「TEAM PAPA」が展開するトッピングもできるホットドッグ店は大人気。終了時刻を待たずに「売切御免」となりました。

15:00 ハードルの跳び越え方指南 ー陸上部体験

陸上部の体験では、部員がマンツーマンでストレッチをして、手の振り方、足の上げ方などハードルの跳び方を丁寧にレクチャーしていました。合図とともに颯爽と走り出し軽やかにジャンプ!ほかにもクラブ体験は、新体操、英語部で実施。それぞれ体を使う楽しさを体験できる内容で、はじめてのことにドキドキしつつも楽しそうにチャレンジしていました。

 

こうして初日はあっという間に終了。レポートは2日目に続きます!