行事
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4月7日(土)、三田国際学園中学校・高等学校の第4回入学式を挙行いたしました。前日の嵐も去り、若葉がまぶしく光る青空のもと、中学218名、高校204名の新入生を迎えました。
Welcome to MITA International School ! 入学おめでとう!
朝、真新しい制服に身を包み、緊張した表情で正門から続く階段を登ってくる新入生。迎え入れる教員から「おはよう」「おめでとう」と声をかけられると笑顔であいさつを返してくれました。つづく式典では、背筋を伸ばし堂々と入学許可の呼名に返事をし、大橋清貫学園長の式辞に真剣なまなざしを向けて話を聞いていました。
そして、この式典を華やかに演出してくれたのが在校生です。新中2、3年生の有志で結成された校歌隊は、初めて校歌を歌う新入生をリードし、吹奏楽部は式典中の音楽を担当しました。今年の退場曲はテレビアニメ「ONE PIECE」の初代テーマ曲「ウィーアー!」です。学びという冒険への船出にふさわしい、元気いっぱいの曲にのって退場する新入生の表情は、少しやわらぎ、颯爽と退場していきました。これから始まる学校生活で、学園長のお話の中でも最初に伝えられた「考えることの大切さ」をまっすぐに受け止め、学ぶ楽しさを謳歌する姿が目に浮かびました。
午後は高校の入学式です。見慣れた顔の生徒たちの首元には下ろしたての紺色のリボンとネクタイ。それだけの違いなのに急に大人びたように見え、生徒たちからは高校生になったという喜びが感じられました。また、高校からの新しい仲間も加わります。クラス発表の掲示の中に初めて見る名前を見つけると、うれしそうに声を上げ、教室へと階段を駆け上がっていきました。4つのコースに分かれ、中学までとはまた違った人間関係がこれから広がっていくようです。
文理選択や留学、研究と、コースごとに学びや進路目標も異なるため、自ら考え、行動し、自分の道を切り拓いていくことが、これまで以上に重要となるのが高校での学びです。最初のホームルームではこうした心構えも伝えられ、生徒たちの表情は引き締まり、和気あいあいとした中にも緊張感のある高校生活第1日目でした。