CAREER EDUCATION
本校では授業だけでなく行事やクラブ活動等を通して、常に「考える」ことが求められます。
キャリア教育でも、世界各地で活躍するプロフェッショナルとの対話等を通して、将来の働き方や生き方、社会にどう貢献できるのかを考える場が設定されています。
その過程で積み重ねる自己理解と自己構築の軌跡を「ポートフォリオ」としてまとめ上げたものは、その後の人生のかけがえのない財産となります。
6年間の学校生活は、「自分ってどんな人間なんだろう?」という問いと向き合うことから始まります。人・もの・こと、あらゆる対象とのコミュニケーションを通して視野を広げ、未知の自分自身を発見し、構築します。
進路目標を定め、将来を見据えた時、「自分はどうありたいのか」という問いへの答えは、社会との関わりなしには見つけられません。課題解決型のプロジェクト等を通して「社会の中の自分」について考え、自分を再構築していきます。
ポートフォリオは「作品集」を意味し、ここでは日々の学習や多様な活動の内容や成果、そこから得た気付きや成長を記録していくものを指します。本校ではアプリケーションを使用し、生徒自身が自己評価を行いながらステップアップしていくツールとして活用しています。学校生活の中で感じ、考えたことから、クラウド上に残す情報を一つひとつ選び取る過程で、自分自身を客観的な視点で捉え直していきます。
中1 | 仲間とのコーチングを通じて自己理解を深める |
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中学入学後、仲間と取り組む最初の宿泊行事。コーチングの技法を活用したグループワークを通じて、互いに質問を投げかけながら、これから始まる6年間で自分がどのように学び、どんな成長を目指すのかを考え、将来像を描きます。最後に、クラスメイトの前で個人目標のプレゼンテーションを行うことが、この合宿のゴールです。
高1 | プロフェッショナルとの対話で「社会の中の自分」を描く |
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高校のオリエン合宿では、各分野のプロフェッショナルとのセッションを通して、社会を取り巻く諸問題へと視野を広げます。中学での様々な学びを振り返って自分の「現在地」を確認し、社会にどう貢献できるのかを考えながら、将来のキャリアビジョンを明確にして高校生活をスタートします。
世界各国から日本に留学中の大学生と、英語でグループセッションを行う協働プログラムです。
多様な背景を持った、高い志のある留学生との対話を通して、世界と自分のつながりを考え、「自分たちのつくる未来」についてプレゼンテーションをします。
中学2・3年次には、国内の各地域で課題解決に挑戦する人々と現地で直接つながりながら、フィールドワークやワークショップを行います。生徒たちは“ 自分ごと” として社会課題を捉える中で、「自分も社会を変えられる」という思いとともに主体性を育みながら、将来のビジョンを具体化していきます。
中学1年次~高校1年次の学園祭では、学年ごとに設定されたテーマをもとに、日本語または英語によるプレゼンテーションを行います。各テーマは密接につながっており、生徒たちは自分と向き合いながら、主体的にキャリアを構築していきます。
中1 | 自己理解 |
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中2 | 職業研究 |
中3 | 学問研究 |
高1 | 将来ビジョン |
中学・高校それぞれで、先端技術に携わる企業人や医療従事者等、最前線で活躍されている方々を招き、講演会を開催しています。
キャリアコンサルタントの資格を持つ教職員もサポート |
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キャリアコンサルタントという国家資格や、国際的なキャリアカウンセラーのライセンス* を持った教職員も在籍しています。キャリアコンサルタントの資格を持つ教職員もサポート
*米国CCE, INC. 認定「GCDF-Japanキャリアカウンセラー」 |