ICT

ICT教育

自由な発想をかたちにする ICTは学びを支えるパートナー

本校のICT教育のスローガンは「BUILD =築き上げる、形成する、将来を描く」。ICTリテラシーを身につけ、テクノロジーを活用することで、自分自身の学びを広げ、深めていきます。
校内にはWi-Fiを完備。生徒は1人1台タブレット端末かノートパソコンを持ち、学習の記録や分析、プレゼン作成等が日々行われています。豊富なアプリケーションは教科やクラスの垣根を越えて、思考を共有するプラットフォームとしても機能し、あふれるアイデアが生徒たち一人ひとりの中でつながっていきます。
さらに、動画や音楽、アニメーション等の多様なメディア制作や、3Dモデリング、プログラミング等の幅広いクリエイションも可能にしています。ただ使いこなすだけではなく、新たなモノを創り出す喜びを感じながら、ICTは自由な発想をかたちにしていくパートナーとしての役割を果たします。
*2018年から、本校はApple社による「Apple Distinguished School」に認定されています。

ICTを活用し、学びを広げる3つのステップ

STEP1Oneself

校舎内にはWi-Fiが完備されており、いつでも世界中の情報にアクセス可能です。教員の提示するトリガークエスチョンに応じて、学年別に作成したホームページなどから関連資料をダウンロードしたり、インターネットから必要な情報を探したりします。こうして集めた情報を精査し、自分の考えを構築していきます。

STEP2One to One

自分の考えをまとめた資料をWi-Fiを介してやり取りしながら、生徒同士が意見を交わし合います。また、オンラインのアンケートフォームを利用すれば、クラス全員の意見が教員のもとに集まり、一瞬にして教室全体でシェアすることができます。生徒から生徒へ、生徒から教員へ。ICT環境が整うことで授業中のコミュニケーションがより活発になり、さまざまな考えに触れて多様性を知る機会を得られます。

STEP3All to All

多様な意見が飛び交うディスカッションを通して自分の考えを再構築し、最後にはグループ全体の結論を導き出し、プレゼンテーションを行います。資料の作成にあたっては、アプリケーションの使い方を基礎から学びます。自分の考えを明確に相手に伝えるために、構成や資料の見せ方など、どのような工夫が必要かを考え、魅力的なプレゼンテーションを組み立てていきます。

User からCreator へープログラミング授業を実施

ICT機器をただ使いこなせるだけでなく、新たなツールやサービスなどを作り出すことへの関心を高めるため、情報の授業や最先端のICT企業と連携した特別講座で、プログラミングを基礎から学びます。テクノロジーへの理解を深めて、自由な発想を発揮できる機会を設けています。

BUILD委員会

生徒によって組織されるBUILD委員会は、ICT活用と規制ゼロを目的に活動しています。タブレット端末などのICT機器を日々の学習に役立てる方法について意見交換し、クラスのリーダーとなって学校全体のICT活用に貢献します。学校生活や公共の場でのICT使用に関するルールやモラルについても自ら問題提起し、その改善策を実践することで、将来的には規制のない環境でのICT活用を目指します。