Welcome to
MITA International School
いつも心に留めてほしい大切なこと
それは“貢献すること”
Contribution〈貢献〉とは、三田国際学園の学びの姿勢です。授業を聞き、ノートに書き写して覚え、先生が求めているであろう予定調和的な答えにたどり着くことだけでは〈貢献〉ではありません。自分自身で考え、自分の意見を表明することこそ、クラス全体の学びに貢献できるという考え方です。
誰かの頭の中にアイデアがひらめくと、誰かが声を発すると、その場所が鮮やかに色づき、息吹が生まれます。自分をとりまく世界がきらきらと輝きを増していくようなこの体験によって、生徒は、与えられるばかりではなく、誰かを喜ばせることができる、誰かの思いを受け取ることができる、これまで知らなかった自分自身と出会うのです。
〈貢献〉によって醸成される学園の文化は、豊かな水をたたえる大地のように、生徒のあふれるエネルギーを受け止め、世界へと羽ばたいていくための力をぐんぐん伸ばしていきます。
『人生に於ける全てのことは知ることから始め、それを好きになり、最後に楽しむ境地に至ったときこそ、初めて自分のものになり、豊かなものになる』
孔子の教えに由来する『知好楽』は、122年前の創立時から受け継がれる教育理念です。創立者、戸板関子が「楽しさの中にこそ、人間の進歩がある」という思いとともに掲げたこの建学の精神は、時代が変わっても学ぶことの本質は変わらず、未来を切り拓く原動力となることを伝えています。
すべては知ること、知識や技能の獲得から始まります。一人ひとりの知的好奇心を刺激し、可能性を広げる多種多様な学びが、学校生活のあらゆる場面に用意されています。
身につけた知識や技能を実際に使うことで、理解がさらに深まり、「好き」が芽生えます。この気持ちが「もっと知りたい」「自分なりに探究したい」というエネルギーの源となります。
「楽」は自ら道を切り拓いていくステップ。今までの “あたりまえ” や “思い込み” を見直し、自分自身に問いかけてみること。その問いを探究していく中で、自分の世界が押し広げられていく喜びが、学ぶ楽しさへとつながります。さらに、一人ひとりの豊かなオリジナリティが形づくられていく中で「伝えたい」という思いが生まれ、大いなるクリエイションの種となります。学ぶ楽しさを実感しながら、生きることを主体的に楽しみ、世界に貢献していく力が育まれていきます。
いま私たちが迎えているのは、かつてないほど大きな変化の時代。そんな中で求められるのは、変化にただ対応できるだけではなく、みずから変化を起こせる人。いつどこにいても、自分の可能性を限りなく広げていける力です。
これらが有機的に混ざり合う学園で過ごす日々は、発見と驚きの連続。きっと、新たな世界に目を開かれる瞬間に出会えます。先の見えない時代を生き抜くたしかな力を育むために、三田国際学園はこれからも「世界標準」の教育を実践していきます。
世界標準の教育を実践するプログラムのもと、『知好楽』のステップを踏みながら学ぶ面白さを体験していく中で生徒たちが培うものは、「5つの力」だけにとどまりません。三田国際学園では、変化し続ける世界で求められるであろう「12のコンピテンシー(能力・行動特性)」を掲げており、生徒たちは学校生活のあらゆるシーンにおいてこれらを身につけ、高めていきます。授業・学習では、学習到達度や成績評価基準の中に単元に適したコンピテンシーを盛り込み、学校行事やクラブ活動では、目標を設定し達成する過程の中で必要な要素として提示し、生徒自身がそれぞれのコンピテンシーを意識しながら取り組めるように工夫されています。