NEXT -MITA International Festival 2017-

行事

10月28日(土)・29日(日)の2日間にわたり、本校学園祭・MITA International Festivalを開催しました。今年3回目のMIFメインテーマは「NEXT」。中高6学年がすべて三田国際生となった2017年。次なる100年へと歴史を刻み始めた三田国際学園が一丸となって「NEXT」ステージへ向かって行こうという生徒たちの思いが込められています。

 

このテーマを表現するためのモチーフとして実行委員会で話し合って選んだのが「乗り物」です。飛行機、列車、自動車、船・・・手段は様々あり、次なる場所へと進んでいくイマジネーションをかき立てるモチーフでした。入場者に渡されるチケットもフライトチケットをイメージしたデザインを採用し、フラッグ、ゲートと合わせて、来場者をMIFの空間へと誘う演出に一役買いました。

 

台風22号の接近により、1日目は雨が降ったりやんだりのぐずついた天気、2日目は大雨に見舞われてしまいましたが、昨年と変わらぬたくさんの来場者にお越しいただきました。慣れない雨天のおもてなしに、ご来場の皆様にはご不便やご迷惑をおかけする場面も少なくなかったかと思いますが、熱心に発表を見聞きしてくださったり、各団体のプログラムを楽しんでいただき、生徒、PTA、教職員ともども、三田国際学園の「NEXT」ステージに向かって歩みを進める活力をもらうことができました。あらためてご来場の皆様に心より御礼申し上げます。

 

2日間の様子をフォトギャラリーにもまとめています。

【Report】Academic × Entertainment × Hospitality

また、MITA International Festivalにはメインテーマとは別に、MIFをかたちづくる3つのキーワード「Academic」「Entertainment」「Hospitality」があります。このキーワードはMIFを創り上げる指針となる私たちのSoulにあたるものでもあります。それぞれのキーワードは決して独立しているものではなく、「Academic × Entertainment × Hospitality」と表現した方がいいかもしれません。2017年のMIFには、「NEXT」を意識しながら、キーワードの互いの関連性をより強めて、各プログラムのクオリティを昨年よりも上げていこうという試みが随所にありました。

 

英語レシテーション&スピーチ、学年代表によるキャリアプレゼンテーション、各教室で行われる生徒一人ひとりのプレゼンテーション、学年ごとの巨大平面、空間デザイン、身体表現、演劇といった表現活動、各クラブによる発表・展示、そして体験イベント、今年からAR(拡張現実)アプリを使ったアトラクションも加わった生徒ガイドによるキャンパスツアー、PTAという強力なサポートを得て充実したサービスを提供できたWorld Cafeなど、1年目、2年目の経験を活かしてそれぞれパワーアップするとともに、学園としての一体感もより増した3年目のMIFでした。

 

 

そしてとりわけ三田国際学園の「NEXT」を感じたことが、「学ぶ楽しさのShare」です。たとえば昨年から始まったポスターセッションは今年、高校SSCの基礎研究報告に加えて、高校本科のインバウンドツーリズム、中学本科の基礎ゼミナールでも実施しました。理科分野にとどまらない広範な学問分野、多彩な研究テーマのポスターに、家族や友人ではない来場者も足を止め、生徒の話に積極的に耳を傾けていました。

 

高校SSCの2年生は昨年からの研究テーマを引き継ぎ、今年7月の修学旅行ではアジアの中高生が参加する最大規模の研究発表イベント「Global Link Singapore」で英語でポスターセッションを実施した内容を披露しました。1年生もその足がかりとなる中間報告をポスターにしました。高校本科の2年生は11月8日からのシンガポール修学旅行で現地を往来する人たちへ日本の観光PRをするので、そのためのポスターセッションを一足先に行いました。中学本科3年生は、2年次から取り組んできた研究の成果報告をオーラル、ポスター、2つの部門で発表し、今後この発表をもとに論文を書いて紀要にまとめます。

 

MIFでの発表をひとつの目標に、生徒一人ひとりがテーマと向き合い準備してきました。けれど、「自分の研究に興味を持ってくれる人がいるのか?」「一生懸命考えてきたことをうまく伝えることができるのか?」そんな不安も抱きながらMIF当日を迎えた生徒も少なくなかったと思います。それが、訪れた人たちに説明をし、質問に答えていくうちに、表情に自信が見られるようになったり、より分かりやすく伝えられるようになっていたり、時間を追うごとに会場の空気が生き生きとしていくのを感じました。

 

発表する生徒をそうさせたのは来場者の方々の好奇心、探究心の旺盛さでもありました。大人も子どもも関係なく、自分の興味、関心のままに足を止め、コミュニケーションを取っているシーンがあちらこちらで見られました。「学ぶことが楽しい!それをみんなと分かち合えたらもっと楽しい!」という送り手と受け手の相乗効果によって生み出されたこの空間は、従来イメージする「学習発表」とは違った、「知好楽」を教育理念に掲げる三田国際学園ならではの「学ぶ楽しさ」に満ちたNEXT STAGEの一端を映し出しているようでした。

 

 

1年目の「Born」、2年目の「We are ONE」という思いを引き継いだ3年目の「NEXT」。ポスターセッションというひとつのプログラムを取り上げてレポートしましたが、2日間のあらゆる場面で、みんなが思い描くこの先の学園の姿、そしてそこにいる自分がどんな貢献をし何を成したいのかというそれぞれの思いがかたちになって現れていました。4年目のMITA International Festivalはいったいどんなイベントに成長できるのか、今から楽しみです。

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