サイエンスキャッスル2019関東大会で最優秀賞を受賞ー高校MSTC

行事

12月21日(土)・22日(日)の2日間にわたり、高校メディカルサイエンステクノロジーコース(MSTC)の1・2年生が、中高生のための学会「サイエンスキャッスル2019関東大会」に参加しました。サイエンスキャッスルは国内外の6か所で開催されており、なかでもこの関東大会は最も多くの中高生が集まる大会です。今回は事前審査を通過した12件の口頭発表と100件を超えるポスター発表が行われ、2日間にわたってのべ1000名以上が来場しました。

 

審査は大学教授などを中心とした審査員によって、①考察が論理的に導かれているか等の「研究力」②研究で明らかにしたい疑問が自分事になっているか等の「パッション」③スライドやポスターに視覚的な工夫がなされているか等の「プレゼンテーション力」という3つの審査基準にしたがって進められました。

 

今回、口頭発表をした井澤賢一君(高2)の「抗生物質生産菌に対する外的刺激の応用法」が、大会で最も優れた研究発表に与えられる「サイエンスキャッスル最優秀賞」を受賞しました。抗生物質とは、微生物がうみ出した細菌を殺菌したり発育を抑える作用を持つ物質です。2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智博士は、土壌の微生物の中から寄生虫の増殖を抑える抗生物質を発見し、それをもとに開発された薬が失明原因となる感染症の拡大防止に貢献しました。

 

井澤君が進めている研究も、未知の可能性を秘めた抗生物質を見つけることを目的としています。研究内容は微生物をふるい分けるための方法(スクリーニング法)の開発と、微生物に光の刺激を与えることで抗生物質をより活発に産出させたり異なる抗生物質を産出させたりすることができないかという仮説の検証です。今回の発表では数多の実験から得た豊富なデータと深い考察、そして卓越したプレゼンテーション力が評価され、最優秀賞の受賞に至りました。

 

一方ポスター発表では、佐藤美結さんと田村ニナさん(高2)の「ミドリムシの植物成長促進効果の発見と検討」が「サイエンスキャッスル優秀ポスター賞」を受賞しました。そのほかのテーマは、以下の通りです。

  • ・チョコレート主成分が関連する担子菌に及ぼす影響
  • ・HHOガスが生物にもたらす影響の検討
  • ・プラナリアの増殖と記憶保持に環境が与える影響の考察
  • ・ジャイロミル型風車の性質~無指向性は本当か?~
  • ・チョコレートによるミドリムシの増殖量の変化
  • ・円偏光板を用いたヤングの干渉実験
  • ・遺伝子組み替え大腸菌でPETフィルムを分解する
  • ・カミキリムシ幼虫能力のバイオエタノール生産への活用
  • HOME
  • トピックス
  • サイエンスキャッスル2019関東大会で最優秀賞を受賞ー高校MSTC

PAGE TOP