As a Global Citizenー高1エンパワーメントプログラム

授業

7月22日(月)から7月26日(金)にかけて、高校インターナショナルコースアドバンスト(ICA)の1年生を対象とした「エンパワーメントプログラム」を開催しました。「エンパワーメント」(Empowerment)は力を与えることを意味し、本プログラムはグローバル社会で生きるための力を培うことを目的としています。今回は海外から大学生・大学院生10名を招き、英語での活動を行いました。

 

プログラム初日、学生たち一人ひとりが、自らの多彩なバックグラウンドについて話してくれました。このプログラムでは、ただ彼らと交流するのみならず、お互いに意見を交わし、協働することが求められます。現実のグローバル社会においても、自分と全く異なる背景を持つ人たちと共に生きていかなくてはなりません。本校が、習得すべき12のコンピテンシーの中心に「共創」(Co-Creation)を据えているゆえんです。

 

プログラムの中心となるのは、アイデンティティやリーダーシップなどのテーマに関するディスカッションと、校舎の環境改善や「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」などの課題解決型テーマに沿って提案を行うプロジェクトです。生徒たちは事前に語彙を調べたり、自分の意見を英語でまとめたりと、入念に準備をして臨みます。

 

普段は主要教科(数学・理科・社会)の授業を英語で受けているICAの生徒たちですが、なかには自分の意見を持つことすら難しいテーマもあったようです。しかしグローバル社会で生きるうえで、いずれも避けては通れない大切なテーマです。海外の学生や仲間の意見を聞きながら、思考を深めていく生徒たちの姿がありました。

 

一方、心の中で伝えたい思いが溢れるテーマであっても、それをうまく伝えられないもどかしさを感じる様子も見受けられました。思いを伝えあうことなしに共生は実現できませんが、他者とのコミュニケーションは常に円滑に進むわけではありません。その難しさを目の当たりにしながらも、怯むことなく可能性に挑む生徒たちの姿勢は、すでに“Global Citizen”としての片鱗をうかがわせるものでした。

 

深く考え、思いを表現し、他者と協働する力の大切さを学んだ生徒たちへ、残りの高校生活でさらにその力を磨き上げていってくれることを期待しています。

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