高校一期生、巣立つー第3回卒業式

行事

3月3日(土)、雲ひとつない快晴の日、三田国際学園高等学校 第3回卒業式を執り行い、高校一期生229名が巣立っていきました。式典での在校生送辞の中では先輩たちのことを次のように表現していました。
「いつも全力で、最後まで諦めず、常に輝かしい姿を見せてくださり、私たちに大きな感動と自信を与えてくださいました。そしていつも笑顔が絶えず楽しそうな先輩方は私たちにも活気を与え、非常に楽しい学校生活を共に送ることができました」

 

この送別の言葉が象徴するように、エネルギッシュで、今この瞬間を楽しみ抜こうとする一期生たちは、始まったばかりの「三田国際学園」に活気を与え、輝かせてくれる原動力となる存在でした。
先輩の姿に憧れ、背中を追ってきた2年生、1年生に加えて、時には兄弟姉妹のように優しく面倒を見てもらっていた中学一期生が、4月から高校生になります。卒業生の答辞では、そんな後輩たちへ向けて「次にこの学園の歴史をつくっていくのは皆さんです」とバトンを渡しました。

 

そして高校3年間の学びや思い出を振り返りながら、「この先、私たちが踏み出していく現代社会は、決して安定した世界ではないでしょう。様々な不確実な要素に満ちたこの社会の中で、私たちはこの学園で培った発想力、自主性を糧に社会に貢献できるよう努力してまいります」と、未来への決意を表明しました。

 

これからの百年」へと歩み始めた「三田国際学園」の最初の1ページに燦然と輝く高校一期生に向けて、大橋清貫学園長は式辞として、「生涯を通じて学び続けてほしい。」と壇上から語りかけ、こう続けました。
「今、世界では能力があり意欲あふれる学生たちがたくさんの学びの機会を通じて果敢に世界に飛び出しています。卒業生はこのような社会で活躍していくことが成功の条件だと思います。みなさんはこの三田国際学園で3年間にわたるさまざまな学びを通じて『考える』ことこそ解決の力だということを学んだと思います。正しい情報を選択し、自分の考えを確立して、適切な判断を下すことができれば、どんな難局も乗り越えて自信に満ちて歩んでいけると確信しています。だからこそ生涯に渡って学び続ける気持ちと態度を持ち続けてください。」

 

高校生活の3年間、いつも伝えられ続けてきた「考えることの大切さ」。このメッセージは卒業生がこれからそれぞれの人生を歩む上で、勇気や自信を生み出す力となることでしょう。

最後に、1年生のころ国語の授業も担当していた湯尾健児校長より寄せられたメッセージです。どうぞご覧ください。

卒業に寄せて ー校長 湯尾健児

3年前の4月、メインホールで呼名された皆さん一人一人と挨拶をしたことが懐かしく思い出されます。三田国際学園高等学校一期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

 

数十年前、南武線に30分ほど揺られ、駅を降りて15分ほど歩いた川沿いにある高校で、私は3年間を過ごしました。久しぶりに母校を訪問した数年前、建て替えられていない昔のままの校舎に入り、木の床の教室の椅子に座ると当時に、タイムスリップしたような感覚を抱いたことを今でも記憶しています。開校して20年あまりの高校でしたが既に伝統といってよい文化が創られており、1年生の時は頼もしい先輩の指導のもと伸び伸びと、2年生、3年生になるにつれ、自分を恃み(たのみ)とできる主体性が身に付くような学校生活を送ることが出来る、そんな学校だったと記憶しています。大きなものから小さなものまで同窓会には顔を出すようにしていますが、昔を懐かしむだけでなく、毎回新しい出会いや発見があり、卒業がスタートだったんだなと改めて実感しています。

 

さて、皆さんにとって、この3年間はどんな3年間だったでしょうか。
入学前、説明会やオープンスクールに足を運んでくれた人がほとんどだと思いますが、まだ形のない三田国際学園を選ぶのですから、不安を抱いた人もいたことでしょう。しかし、オープンスクールで授業を実際におこなった私は、参加してくれた皆さんの輝いた眼差し、予想を超える素晴らしい発言に大きな期待を抱いたものです。皆さんがオープンスクールの授業で作成したプリントは今でも大切にとってあります。

 

入学後、先輩がいるとはいえ、行事にしろ課外活動にしろ、全てを自分たちで創り上げていかなければならない環境を皆さんはどう感じていたのでしょう。当然、全てが順風満帆とはいかなかったはずですが、皆さんは着実に一歩一歩成長していきました。特に行事の時の連帯感、そして新しいものを創り上げる発想力には目を見張るものがありました。2年生のMIF、音楽会、3年生のスポーツフェスティバル、素晴らしかったです。

 

今日で皆さんはこの学び舎を卒業するわけですが、今、何を思っているでしょうか。私が皆さんに伝えたいことは、三田国際学園高等学校一期生として頑張ってきた自分に仲間に誇りを持って下さいということです。この3年間はきっと皆さんの心の糧となります。そして今日を新たなスタートとして、自分らしさを失わずに、自分を信じ仲間を信じ、自らの手で未来を切り開き、より良い社会を創り上げていって下さい。皆さんのさらなる活躍を、明るい未来を祈念します。

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